GRETSCH HISTORY

That Sound! Linten.

  • Gretsch 135th Anniversary

    グレッチは創業135年目を迎えました! これを祝して、限定版のグレッチ135thアニバーサリー・ドラムセットとスネアドラムを発表しました。

  • Drum Workshop

    現在、アメリカを象徴するドラムメーカーであるドラム・ワークショップ社(DW Drums社)が、フェンダー社からグレッチドラムスの製造/開発/マーケティング/流通権を獲得しました。

  • 2014 Broadkaster

    USA Broadkaster Seriesとして、3-plyシェルのモデルを復刻、発表しました。シェルにはオリジナルとほぼ同一のデザインが採用され、まさに素晴らしい外観に仕上がりました。

  • 130th Anniversary

    130周年を祝して限定版のUSA製ドラムセットを発表しました。Original Round Badgeが取り付けられました。

  • Brooklyn

    USA Brooklyn Seriesを発表しました。

  • 125th Anniversary

    創立125周年を祝して、限定ドラムセットを発表しました。

  • Taylor Hawkins

    フー・ファイターズのドラマーであるテイラー・ホーキンスが、グレッチのアーティストに加わりました。

  • Steve Ferrone

    スティーブ・フェローンのシグネチャー・セットを発表しました。伝統の6-ply Gretsch Formula Mapleを使用して”1955 Cadillac Green”カラーに仕上げたUSA製のセットです。

  • KMC Music

    カマン・ミュージック(KMCミュージック)が全世界におけるグレッチドラムの独占販売権を獲得しました。 この2年後、フェンダー社がKMC社の経営権と共にグレッチ・ブランドのドラムとギターの製造/開発/マーケティング/流通権を獲得しました。

  • Fred W. Gretsch

    グレッチ社がボールドウィン社に買収された18年後、創業者:フレデリック・グレッチのひ孫である、フレッド・W・グレッチが、デューク・クレイマー氏仲介のもと、1984年に再びボールドウィン社の傘下へ戻っていたグレッチ社を買い戻し、親族の元へ取り戻す約束を果たしました。サウスカロライナ州リッジランドにドラム製造センターを設立しました。

  • 100th Anniversary

    ドラム製造開始から100周年を記念して、バーズアイメイプル材を用いた限定のドラムセットを発表しました。このモデルにのみ採用されたエンブレムの”Centenial Badge”には、チャーリー・ロイが直筆にてサインとシリアルナンバーを書き加えました。 火災等の不幸に見舞われましたが、この時期に、今日でも大々的に使われている「The Great Gretsch Sound!」のキャッチコピーが定着しはじめました。 1982年には、ボールドウィン社社員のチャーリー・ロイがGretschブランドを購入し社長となり、テネシー州へ移転をしました。

  • Phil Collins

    グレッチアーティストであるフィル・コリンズが、プログレッシブ・ロックバンドのジェネシスに加入し、バンドとソロの両方で輝かしい功績に至るキャリアをスタートしました。

  • The Rolling Stones

    ローリング・ストーンズが、グレッチドラムのユーザーであるチャーリー・ワッツと共にUSツアーを行いました。50年経った現在でも、ワッツはストーンズと共にグレッチをプレイし続けています。

  • Baldwin Music Company

    フレッド・グレッチ・ジュニアが引退し、グレッチ社をボールドウィン・ミュージック・カンパニーに売却しました。アーカンソー州へ移転し、N.Yオフィスを閉じました。彼の甥であるフレッド・W・グレッチが将来会社を買い戻すことを誓いました。

  • Tony Williams

    グレッチの輝かしいアーティスト名簿に、トニー・ウィリアムスが正式に追加されました。

  • Gretsch Night

    4人の伝説的なドラマー達によって”Gretsch Drum Night at Birdland”がレコーディングされました。アート・ブレイキー、チャーリー・パーシップ、エルヴィン・ジョーンズ、そして”フィリー”ジョー・ジョーンズの4名です。

  • Jimmy Cobb

    グレッチドラムのユーザーであるジミー・コブが、マイルス・デイビスと共に”Kind of Blue”をレコーディングしました。

  • Art Blakey

    伝説のジャズドラマーであるアート・ブレイキーが、グレッチのアーティスト名簿に追加されました。

  • Max Roach

    ビバップ人気の高まりとともに、比類なきドラマーであるマックス・ローチがグレッチ公式アーティストになりました。

  • Fred Gretsch, Jr.

    病気によりビル・グレッチが逝去しました。フレッド・グレッチ・ジュニアが経営権を引き継ぎ、来たるロックンロールの時代を見据えたビジネスを開始しました。

  • Birdland Jazz Club

    グレッチは、ニューヨークに立地する伝説のジャズクラブ、バードランドとの関係を築きました。

  • Phil Grant and Louis Bellson

    第二次世界大戦の後、グレッチ社は楽器製造を再開しました。パーカッションの達人かつ先駆者であるフィル・グラントが、グレッチ・アーティストに加わり、マーケティングを本格的に開始しました。グレッチ社とルイ・ベルソンの共同開発による初のダブル・ベースドラム・セットを発表しました。

  • Gretsch Boys

    フレッド・グレッチ・シニアが同社を引退し、日々の業務を彼の子息であるフレッド・グレッチ・ジュニアとウィリアム”ビル”グレッチに引き継ぎました。2名は1927年から同社に勤務していました。戦争の影響により楽器製造を中断しました。フレッド・グレッチJr.は、経営者に就任した直後に会社を離れ、米国海軍にて士官として勤務しました。ビル・グレッチが社長に就任しました。

  • Billy Gladstone

    ドラムの達人かつ先駆者であるビリー・グラッドストーンと歴史的なパートナーシップを結びました。グレッチ社よりグラッドストーン・モデルのドラムが発表されました。

  • Broadkaster

    将来に世界最高峰の知名度を獲得するブロードキャスター・シリーズのオリジナルモデルを発表しました。

  • Gretsch American Drum

    業界初の合板ドラムシェルを使用したグレッチ・アメリカンドラムシリーズを発表しました。

  • The largest manufacturer

    グレッチ社は米国最大の楽器メーカーへと成長しました。

  • Multi-ply

    フレッド・グレッチ・シニアは、合板を使用した画期的なドラムの製造方法を発明しました。これにより、世界で初めて「歪みにくい」ドラムフープが誕生しました。

  • Brooklyn, N.Y.

                                  1895年に他界した父・フレデリック・グレッチよりビジネスを引き継いだ、息子のフレッド・グレッチ・シニアが会社を成長させ、ニューヨーク州ブルックリン60番地に立地する10階建てのビルへ、工場を移転させました。

  • 1883 Factory

    フレデリック・グレッチ氏は、27歳の時にニューヨーク州ブルックリンに小さな楽器店を開業し、バンジョーやドラム、タンバリンを製作しました。

GRETSCH BADGES

“That Great Gretsch Sound“は長年変わりませんが、Gretsch Drumsの特色は時代を象徴するバッジデザインの豊富さです。それぞれのバッジは個性的で、時間の経過によるデザインの変遷そのものが伝統を表す特別なものになっています。 Gretsch Drumsの歴史を通じて使われてきたバッジの数々をどうぞご覧ください。

Learn more about the iconic badges for each era.

Original Round Badge 1883-1971

Gretschバッジの中でも最も有名で象徴とされているバッジがOriginal Round Badgeです。1930年代から使用され1970年まで続き、年月が経過するにつれRound Badgeのデザインが少しづつ変化していきました。 これは2つの異なる外部工場によってバッジが生産されたという事によるもので、バッジの製造に使うツールやわずかな調整がこれらの違いの要因となっています。 この期間中につくられたGretschのタムタムには室内装飾用の鋲でバッジが取付けられており、 またほとんどのスネアバッジは3/8インチの物が付いていました。

1972-1979 STOP SIGN

1981年にはストップサイン型のバッジが短い期間に製造され、その際に採用されたのが「Drop G」と呼ばれるGretschロゴの「G」の字体に特徴のあるデザインのバッジでした。グロメットの上側にそのGretschロゴを、右側にはUSAとエンボスされ、「Drum Makers since 1883」の文字はグロメットの下にブロック体文字で表記されました。

1979-1980 REVICED STOP SIGN

1979年終わり頃にストップサイン型バッジのセカンドバージョンが作られました。それまで表記されていた「That Great Gretsch Sound」に代わり、「Drum Makers Since 1883」というメッセージが入った事を除けば、これまでのバッジとよく似ているものでした。

1980 SQUARE

複数のタムを使うドラムセットがポピュラーになるにつれ、四角い形状をしたデザインのバッジが登場しました。 このバッジは、上下同じロゴパターンのデザインによって、タムがドラムキットにどのような方向で取り付けられても正しくGretschのロゴが見えるようなデザインでした。真鍮製のバッジには、グロメットの上下にブロック体文字でGretschロゴとグロメットを挟んで左右にはUSAの文字が描かれていました。

Early 1981 STOP SIGN RETURNS

1981年にはストップサイン型のバッジが短い期間に製造され、その際に採用されたのが「Drop G」と呼ばれるGretschロゴの「G」の字体に特徴のあるデザインのバッジでした。グロメットの上側にそのGretschロゴを、右側にはUSAとエンボスされ、「Drum Makers since 1883」の文字はグロメットの下にブロック体文字で表記されました。

Later 1981-2013 NEW SQUARE

1980年代からスクエアバッジは30年以上もその基本デザインを採用され続けました。 一部の変更箇所として、グロメットの両脇に刻印されていた「USA」という文字が「Since 1883」に置き換えられました。

Anniversary Badge

ブランド発足100周年を記念したGretschはエキゾチックウッドとゴールドのハードウェアを採用したリミテッドエディションのドラムセットが世に紹介され、この特別なドラムセットだけに使用される100周年記念バッジを限定100セットのみ限定生産しました。 Gretschは創立120周年を迎え、120台のUSA Custom Kitの限定販売のために、オリジナルのラウンドバッジを復刻させました。

Return of the Round Badge 2013 to present

2013年には、すべてのUSA製のGretschドラムに人気のラウンドバッジを戻し、当時のオリジナルのスタイルと非常によく似た、バッジの上部にはGretschロゴの「T」の文字が横に引き伸ばされたデザインの字体が施され、ドラムスティックがクロスしているモチーフの下に「Drum Makers Since 1883」と刻印されています。 USA CustomとBroadkasterシリーズのドラムセットにはブラスカラーのバッジが付き、Brooklynシリーズには同じデザインのピューターカラーバージョンが付いています。