ヘッドの左右に3つづつペグが別れている場合は図1→2の手順になります。
まず弦をブリッジの穴から通し、ペグまで引っ張ります。左サイド(6・5・4弦)は図1の様に弦がペグの内側から巻かれていく様に穴に通します。この時に弦を真っ直ぐに張った状態で通してしまうと、ペグを回した時にすぐ限界の張力に達してしまいます。ややたるませた状態で穴に通してください。
次に1・2・3弦側のペグに弦を巻きつけていくわけですが、こちらも先程と同様に弦がペグの内側から巻かれていく様に穴に通します。
この作業を間違えてしまうと、ギターのナット部分が削れ易くなり、ビビリの原因になる可能性がありますので、必ず守りましょう。
弦を穴に通したら1つずつペグを回していき、左の図の様な感じで巻けたら、余った余分な部分をニッパーやエンドカッティングプライヤーで約3センチほど残して切断します。※切った弦は先端が鋭くなりますのでケガをしないようにご注意ください。
ペグに巻きつける回数は、巻き弦(6.5.4)は3~4回、プレーン弦(3.2.1)は6~8回ぐらい巻きつければ良い状態と言えるでしょう。
下図の様に、弦が全然巻けていない、逆に巻きすぎると、ピッチ(音程)が合わなくなったり、スグに弦が切れてしまう可能性があります。
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