寄木細工は様々な種類の木材を組み合わせてそれぞれの木材が持つ色合いを利用して模様を描く日本古来からの伝統工芸です。
今回のマスターアーティストシリーズでは8種類以上の木材を用いた寄木細工として Boden ボディシェイプに合わせた独自の幾何学模様のパターンをデザイン致しました。希少なワンピースのモンキーポッドを用いたボディバック材やオリジナルインレイを用いた TOL 指板インレイ、ウェンジネック・マホガニーバインディング・ブビンガフィレといったネックを構成するコンビネーションも木材の持つ表情を全面に押し出す事をテーマに設計致しました。
SPECIFICATION
NX Lock-Nut
弦交換の際の余弦カット時にウッドプレートを傷つける事なくスムーズな作業が可能となった NX ロックナット。今回の MAS#10 プロダクションではゴールドを初採用となっています。ヘッドセクションも多様な木材が織りなすウッディな質感に高級感をプラス。
Strandberg MAS-A7-SB N&B PU (New)
MAS プロダクト用に独自開発を行った PU をマウントしています。アルニコマグネットをベースとしたローエンドの分離感と余裕を持たせたエッジ感を両立させた MAS モデルに最適なピックアップとなります。ボビン表面のサンドブラスト加工により洗練された高級感をアピール致します。
Neck & Fillets
ネックには多弦 MAS モデルの定番マテリアルとなるウェンジを採用、強剛性による7弦モデルのサウンドの要であることはもちろんですが、ネックフィレにブビンガをセットすることで指板バインディングのマホガニーと3層のウッドが織りなすコントラスト美も意匠を込めています。