ELEMENT
Cabsim・Headphone amp
ミュージシャンの為のマルチツール
ELEMENTはミュージシャンが日常的に行うタスクをサポートするマルチツールとしてデザインされました。 最もベースとなる機能としてIRキャビネットシミュレーターを搭載しており、ギターキャビネットとベースキャ ビネットのIRが多数用意されています。Darkglass Suite アプリを使用し、お好みのIRを最大5つまで本体 に記憶させることが可能です。練習の際にはBluetoothもしくはステレオミニジャックで接続した音源に 合わせて、キャビネットシミュレーションを通ったリアルなサウンドをヘッドフォンから聞くことができます。XLRバランスアウトプットを搭載しており、自宅でキャビネットシミュレーションを使用したサイレント レコーディングを行ったり、ステージではPAにキャビネットシミュレーションを通したリアルなサウンドを 送ることができるDIとしても機能します。ギター、ベースのみではなくライン入力やアンプのスピーカー アウトからの入力も可能ですので、様々な楽器に使用できます。
Features
INSTRUMENT IN /SPEAKER OUT
ラインレベル、楽器レベルのシグナルを入力するバランス/ アンバランスインプット。アンプのスピーカーアウトからのシグナルをAMP IN に入力する際は、スピーカーへのパラレルアウトプットとなります。(ダミーロードを接続する場合はこちらに接続してください。)
INSTRUMENT OUT /AMP IN
Attenuation
入力レベルの大きい楽器を接続したり、アンプのスピーカーアウトを入力する際にインプットのレベルを抑制します。(odB, -12dB, -30dB を切り替え可能)最大900W のアンプを接続可能ですが、真空管アンプを使用する際は必ずダミーロードをパラレルアウトに接続してください。
Input Impedance
2 Mohm(odB), 18 kohm(-12dB), 12 kohm(-30dB)
Aux In
3.5mmステレオインプットで音楽プレーヤー、スマートフォン、キーボードなどを入力。
Bluetooth
Bluetoothを搭載した機器(スマートフォンなど)と接続しての音源再生や、専用アプリを使用してElementをコントロールすることができます。
XLR output
バランス出力をミキサーやオーディオインターフェイスなどに送ります。
USB port
Type CのUSBポートです。PC/macと接続しDarkglass Suiteよりお好みのIRをロードすることが可能です。
Headphone output 1 / 2
3.5mmステレオミニプラグのヘッドフォンアウトプットを2系統装備。
DIMENSIONS
64mm x 111mm x 35mm
WARNING
9V-12VDC 250mA 以上のセンターマイナス極性の電源を接続してください。12V 以上の電圧を入力した場合にはユニットの破損、及び補償の適用外となる場合があります。
<ペダルボードとの使用>
使用する楽器をペダルボードに接続し、シグナルチェーンの一番最後にElementを接続します。“INSTRUMENT IN”にペダルボードからのシグナルを入力してください。そして中央にあるタッチセンサーを使用してお好みのインパルスレスポンスを選択してください。キャビネットシミュレーターを通った後は、そのままXLRアウトプットとヘッドフォンアウトプットから出力されます。
<ヘッドアンプとキャビネットを使用した接続例>
※注意 Elementにはロードボックスとしての機能はありません。真空管アンプを使用する際は必ず適したロードボックスもしくはキャビネットを一緒に接続してください。真空管アンプの故障につながります。
Elementは最大900Wのアンプと使用できるようにデザインされています。最も安全な接続方法としてキャビネットのパラレルアウトからのシグナルを“AMP IN”に入力してください。そして中央にあるタッチセンサーを使用してお好みのインパルスレスポンスを選択してください。キャビネットシミュレーターを通った後は、そのままXLRアウトプットとヘッドフォンアウトプットから出力されます。
使用するヘッドアンプの最大出力が100Wまでであれば、Elementをヘッドアンプとスピーカーキャビネットの間に接続することが可能です。アンプのスピーカーアウトからの出力を“AMP IN”に入力し、Elementの“SPEAKER OUT”からの出力をスピーカーキャビネットのインプットに入力してください。そして中央にあるタッチセンサーを使用してお好みのインパルスレスポンスを選択してください。キャビネットシミュレーターを通った後は、そのままXLRアウトプットとヘッドフォンアウトプットから出力されます
DarkglassのアンプなどのClassDアンプをElementと使用する場合は、ロードやスピーカーキャビネットを使用せず直接接続することができます。アンプのスピーカーアウトからのシグナルを“AMP IN”に入力してください。そして中央にあるタッチセンサーを使用してお好みのインパルスレスポンスを選択してください。キャビネットシミュレーターを通った後は、そのままXLRアウトプットとヘッドフォンアウトプットから出力されます。
※注意※
アンプのスピーカーアウトをElementの“AMP IN”に接続した状態で、“INSTRUMENT IN”に楽器を接続しないでください。感電のおそれがあり、接続した機器が故障する原因となります。
Darkglass SUITE
Darkglass Suiteは、プリセットの作成、インパルス応答ベースのキャビネット・シミュレーションのロード、USBポート/Bluetooth接続*のDarkglassアンプやペダルの各種設定の制御を可能にする無償ソフトウェアです。Darkglassのアーティストやオーディオのプロが撮影した数百ものインパルスレスポンスが付属していますが、自分のファイルを読み込むことも可能です。
*製品によって使用できる機能は異なります。
<対応OS>
Windows 10
OS X 10.10 or later
Android 7.0 or later
<対応製品>
pedals:
Alpha·Omega Ultra
Alpha·Omega Ultra V2 (AUX-IN)
Microtubes B7K Ultra v2
Microtubes B7K Ultra V2 (AUX-IN)
Vintage Ultra v2
Vintage Ultra V2 (AUX-IN)
Microtubes X Ultra
Hyper Luminal Compressor
Element
Aggressively Distorting Advanced Machine<
Alpha·Omega Φoton
Microtubes Infinity
amplifiers:
Microtubes 900 V2
Alpha·Omega 900
Microtubes 500v2
Alpha·Omega 500
Exponent 500
<手順>
- 1.https://www.darkglass.com/suite/ よりソフトウェアをダウンロードしてください。
- 2.ダウンロードしたファイルを実行し、インストールを行ってください。
- 3.ペダルをコンピューターに接続してください。
- 4.ソフトウェアを起動してください。
Version History
Darkglass Electronics ELEMENT がアップデート! 様々な機能が追加!
Darkglass Electronics より7 月に発売されたIR 搭載ヘッドフォンアンプELEMENT のファームウェアのメジャーアップデートが発表となりました。ファームウェアを最新の2.1 にアップデートすることにより、オーディオインターフェイス機能、パワーアンプモデリング、EQ、最新版Darkglass Suite からの操作、などの機能が使用可能になります。
< アップデート方法>
PC/mac にElement をUSB ケーブルで接続し、Darkglass Suite を開いてソフトウェアを最新の2.0.14Beta(2020/09/28 現在) にアップデートしてください。Suite からアップデートができない場合は、本国のSuite のページより最新版のソフトウェアをダウンロード・インストールしてください。
https://www.darkglass.com/suite/
Darkglass SuiteのDevice Configよりファームウェアのアップデートをチェックし、Elementのファームウェアを最新版2.2(2020/10/07 現在)にアップデートしてください。
※Windows(Windows 10 以上が対応) でオーディオインターフェイス機能を使用される場合は、本国サイトよりDarkglass USB Audio Driver をダウンロード・インストールを行ってください。Mac にはドライバーは必要ありません。
スマホアプリ版の最新版Darkglass Suite はGoogle Play/App Store よりダウンロードしてください。
<os条件>Windows 10 / OS X 10.10 or later / Android 7.0 or later
<追加機能>
・オーディオインターフェイス機能
Element をUSB ケーブルでPC/Mac に接続し、オーディオインターフェイスとして使用できるようになりました。
<使用方法>
PC/Mac でElement を録音・再生機器として設定し、各種DAW 上でもインプットとアウトプットをElement に設定してください。
※ビットレート/ サンプリングレート : 24bit/44.1kHz or 48kHz
インターフェイスとして使用する際の入出力の設定
<インプット>
・INSTRUMENT IN/AMP IN:
INSTRUMENT IN/AMP IN に入力されたシグナルは、DAW 上の入力1(input 1) と入力2(input 2) にモノラルで入力されます。
入力1(input 1) を選択しますと、入力したシグナルがEQ、パワーアンプモデリング、IR などを通った状態で入力され
入力2(input 2) を選択しますと、 EQ、パワーアンプモデリング、IR などは通らずに入力されます。
※アンプのスピーカーアウトからのシグナルを入力する場合は必ず、AMP IN に入力していただき、必ずPAD を-12dB もしくは-30dB でご使用ください。
・AUX IN:AUX IN に入力されたシグナルは、DAW 上の入力3/4(input 3/4) にステレオで入力されます。
<アウトプット>
・PHONES 1:DAW 上の出力1/2(output 1/2) にアサインされたシグナルがステレオで出力されます。
・PHONES 2:DAW 上の出力3/4(output 3/4) にアサインされたシグナルがステレオで出力されます。
・DIRECT OUT:DIRECT OUT にアサインされたシグナルが出力されます。ステレオシグナルの場合、モノラルにサミングされて出力されます。
これらの設定はDAW の設定によって表示が異なる場合がございますので、ご了承ください。
・パワーアンプシミュレーター (アプリでの操作)
ギター用とベース用のパワーアンプモデリングが追加され、アンプを使用しない場合にもパワーアンプの特性を取り入れつつ、DRIVE, RESONANCE, PRESENCE, VOLUME などのコントロールを使用して、より好みのサウンドを追いこむ事ができるようになりました。
※パワーアンプシミュレーターはマスターでの操作となりますので、それぞれのIR スロットに任意の設定を保存することはできません。
・6バンドEQ (アプリでの操作)
6 バンドのグラフィックイコライザーが追加され、より細かい音質の設定が可能となりました。Alpha Omega Ultra のようなDarkglass のプリアンプに搭載されているタイプのEQ とより一般的な周波数ポイントのEQ の2種類から選択可能です。
※6 バンドEQ はなスターでの操作となりますので、それぞれのIR スロットに任意の設定を保存することはできません。
・センサー感度の調整 (アプリでの操作)
2020年10月6日に新しいファームウェア(2.2)とiOS/Android用 #darkglasssuite (3.1.0)が利用可能となりました。
今回のアップデートでは、バグ修正とアプリからIR切り替えのセンサーの感度の調整ができるようになりました。
※センサー感度をlow(感度が高い状態)に設定しますと環境によって、勝手にIRが切り替わってしまう事があります、その場合は感度をhard側(弱い側に)設定してください。
更にELEMENT がアップデート! (2021年1月)
Element firmware v3.0
Darkglass Suite app v4.0.1
<追加機能>
・バーチャルヘッドアンプ、EQ、キャビネットシミュレーター、マイキングのセッティングを各スロットに個別の設定で保存できるようになりました。
・チューナーモードを搭載しました。
・キャビネットとマイクの種類を追加。
※これらの新しい機能を使用するにはElementのファームウェアをv3.0, Darkglass Suite appをv4.0.1にアップデートする必要があります。
チューナーモードに入るには、本体の3本のセンサーを同時にタッチして下さい。
[Darkglass Suite Ver 4.1.1 / Element Ver 3.2]:
– 新たにVirtual Noise Gateを搭載
– アプリのグラフィックとUIを更新し、操作性を向上
– クラウド上にカスタムプリセットを保存可能になりました
[Darkglass Suite Ver 4.2.2 / Element Ver 3.3]:
– 一般的なチューニングはもちろんのこと独自のチューニングを作成することもできるElementカスタムチューナーを追加
Element本体の3つのスライダーを同時にタッチすると、Elementのチューナーモードに出入りすることができます。
免責事項
※ 製品の改良等により、予告なく仕様が変更となることがございます。予めご了承ください。
※ 正規輸入品以外は保証・修理の対象外となりますのでご注意ください。