AGGRESSIVELY DISTORTING ADVANCED MACHINE (A.D.A.M)

Aggressively Distorting Advanced Machine


Aggressively Distorting Advanced Machineは、今日のメタルシーンで最も有名なアーティストの一人であるAdam “Nolly” Getgoodとのコラボレーションから生まれました。このペダルは、長年に渡る徹底的なテストと経験によって丹念に磨き上げられたNollyの全音色を1つのエンクロージャーに収めています。

 Aggressively Distorting Advanced Machineには3つのプリセットがプログラム可能です。それぞれのプリセットには、コンプレッション、ディストーション、インパルス・レスポンス、EQパラメーター、シグナルチェーンの設定などのセッティングが保存されています。6バンドのプログラマブルEQには、ユニークで革新的な高品位のタッチ・スライダー・インターフェースを採用しています。

 また、USB-Cオーディオインターフェイス機能とスタジオ・モニター用のバランス・ステレオ出力を搭載しています。さらに精度の高いクロマチック・チューナーを搭載しており、ギターやベースのダウン・チューニングにも対応します。

 

 
 
 

コントロール&入出力

Compression

コンプレッサーへの入力ゲインの量をコントロールし、適切な量のメイクアップゲインをインテリジェントに適用することで、どれだけコンプレッションが適用されていても常に信号が適切なレベルに補正されます。

Drive

シグナルにディストーションとドライブを加えます。このノブを回すと、シグナルチェーンのディストーション部分にNollyのお気に入りのビンテージ・ディストーションが付加されていきます。

Character

ディストーションシグナルのトーンを変化させ、ディストーションにブライトさを付加します。

Blend

ディストーションシグナルとクリーンシグナルをミックスします。

Level

マスターボリュームをコントロールします。

Touch Sensitive Sliders

それぞれのスライダーは-12dBから12dBのレンジで動作します。

左からlow shelf, 250 Hz, 500 Hz, 1.5 kHz, 3 kHz, high shelfの順番で周波数が割り当てられています。

Input

メインのインプットです。この1/4”ジャックに楽器やペダルからのアウトプットを接続してください。

Aux In

ステレオ入力を使用し練習やレコーディング中にバックトラックを再生することができます。1/8″ステレオジャックにスマートフォンやノートPCなどを接続してください。

Headphone Output

ヘッドフォン出力は、16600Ωのインピーダンスのヘッドフォンに対応しています。ヘッドフォンを1/8″ステレオジャックに接続し、ジャック横のボリュームコントロールでレベルをコントロールしてください。

Balanced Outputs

2つのバランスアウトプットを搭載することで、ルーティングの多様性を確保し、一般的なオーディオ・インターフェースとしての機能も兼ね備えています。

Direct Output

グラウンドリフト・スイッチ付きのXLR出力は、ミキシング・デスクや外部のオーディオインターフェースへの信頼性の高い接続を提供し、低ノイズ信号を出力します。

MIDI In

1/8″ TRSジャックにに外部MIDIコントローラーを接続することで、さらにAggressively Distorting Advanced Machineの柔軟性を高めることができます。※Type-Bをご使用ください。

USB

USB-Cポートを使用しPCmacと接続することで本機をUSBオーディオインターフェイスとして使用可能です。またDarkglass Suiteデスクトップ・アプリと接続し、アップデートやIRの入れ替えなどを行うことが出来ます。

サイズ・重量

18cm x 12cm x 6cm ,  700g

WARNING

本機の消費電流は500mAです。レギュレートされたセンターマイナス9V DCアダプターを使用してください。環境への配慮の為バッテリーでは駆動しない設計となっております。レギュレートされていないアダプターや、電圧の高いアダプターなどを使用しますとノイズの原因になったり、故障の原因となったりします。間違った使用による故障は補償対象外となります。

FW v1.0のMIDI仕様

MIDI入力機能を使えば、保存したプリセットの切替や、スマートポテンショメーター、タッチスライダー、エンコーダーの外部からの操作が可能です。

本機は全てのチャンネルからのMIDIメッセージに応答しますので、MIDI入力機能を使用するために、MIDIチャンネルを指定する必要はありません。

パラメーターを変更するには、MIDI コントロールチェンジメッセージを送る必要があります。これらは以下のようにパラメーターにマッピングされています。

0 から 4Compression から Level までのスマートポテンショメーター(左から右へ)

510: タッチセンシティブスライダー、左から右へ

1113:エンコーダー(ロータリーフットスイッチ)の設定、左から右へ

コントロールチェンジメッセージ(0127)の値は、各コントロールにマッピングされています。

例えば、コントロールチェンジ ナンバー3 のコントロールバリュー64MIDI信号 を受診すると Blend ポテンショメーターの値が12時で設定され、コントロールチェンジナンバー 10 のコントロールバリュー 0 MIDI信号を受信すると、ハイシェルフ EQ バンドが -12 dB に設定されます。

プリセットを変更するには、MIDI プログラムチェンジメッセージを送信する必要があります。プログラムチェンジ番号は常に(繰り返しで)プリセット ABC にマッピングされます。

これらの仕様は、将来のファームウェアのアップデートで変更される可能性がありますのでご注意ください。

※本機のTRS MIDI インプットの仕様

※初回入荷分の日本語マニュアル上でMIDIのコネクターの説明に関して誤植がございました。詳細は本ページの下をご確認ください。

 

 

FW v1.0のオーディオルーティング仕様

本機4つの方法でオーディオを入力をうけることが可能です。インストゥルメント入力、AUX入力、Bluetooth、そしてインターフェースとして使用した場合のDAWからのUSB出力(入力)です。

また、4つの方法でオーディオの出力を行うことが可能です。ステレオバランス出力(ペア)、ステレオヘッドフォン出力、ダイレクトXLR出力、インターフェースとして使用した場合のDAWへのUSB入力(出力)です。

今後のファームウェアアップデートでルーティングが変更される可能性がありますのでご注意ください。

USBルーティング

本機48kHz44.1kHzのサンプリング・レートに対応しています。

USB出力(Aggressively Distorting Advanced Machine上の出力)

Output 1: Balanced left + Headphone left

Output 2: Balanced right + Headphone right

Output 3: Balanced left

Output 4: Balanced right

Output 5: XLR DI (mono)

Mac PC の両方とも、デフォルトではシステムオーディオを出力 1 2 に送っていますので、余分なルーティングを設定することなく、常に Aggressively Distorting Advanced Machine のステレオ出力を使用することができます。これらの出力のレベルは、上部にある小さなボリューム・ポテンショメーター(ヘッドフォンボリューム)でコントロール可能です。他の出力には、本機上にボリュームコントロールはありません。

USB 入力(Aggressively Distorting Advanced Machine 上の入力)

Input 1Aggressively Distorting Advanced Machineのエフェクトを通ったシグナル 

Input 2Aggressively Distorting Advanced Machineのエフェクトを通っていないシグナル

Input 3Aux left + Bluetooth left

Input 4Aux right + Bluetooth right

オーディオルーティング

Aggressively Distorting Advanced Machineがバイパスされていない場合、Level ポットは常に インストゥルメント入力のボリュームをコントロールし、USB/Aux/Bluetooth オーディオには影響を与えません。バイパスされている場合、Level ポテンショメーターは何にも影響しません。

インストゥルメント、Aux 入力、Bluetooth オーディオはヘッドフォンとバランス出力にルーティングされます。これらの出力のメディアボリュームは、上部にある小さなポット(ヘッドフォンボリューム)でコントロールできます。

バランス出力を使用する場合、メディアのボリュームとインストゥルメントのボリュームレベルは別々にコントロール可能です。(上部にある小さなボリュームポットと Level ポテンシオメーター)。

 ヘッドフォンを使用する場合、ボリュームは同じ方法で制御されますが、1 つの例外があります:ヘッドフォンのボリュームポットは、メディアとインストゥルメント入力の両方の全体的なマスターボリュームとして機能します。

 XLR DI 出力は、お使いのインストゥルメント出力と USB 出力 5 にのみルーティングされます。

 Aggressively Distorting Advanced Machineのメディア再生ボリュームレベルは、USB 入力 3 4 には適用されません。

 ※既知されている問題。

ユニットがバイパスされている場合、USB出力5はルーティングされません。これは将来のファームウェアアップデートで修正される予定です。

日本語マニュアルの誤植に関しまして

国内初回入荷分に封入されております日本語マニュアルに誤りがございました。ここに謹んでお詫び申し上げますとともに、下記のように訂正させて
いただきます。

 

 

 

Version History

[Darkglass Suite Ver 4.0.3 / ADAM Ver 1.3]:
– 新しいキャビネットシミュレーションセッティングのUI
– 各アウトプットへのルーティングオプションの追加(TRSアウトプットのIR機能のオン/オフなどが選択可能)
– ダイレクト・モニタリングオプションの追加
– ドライブレンジの調整機能の追加(ゲインの幅の調整)
– コンプレッサーのアタックとリリースの設定項目の追加
– キャビシミュの位置の変更オプション追加
– EQの種類を追加し2種類から選択可能
– より詳細なMIDI設定オプションの追加

[Darkglass Suite Ver 4.2.2 / ADAM Ver 1.4]:
– Virtual Noise Gateを搭載
– プリセットの保存、共有、編集、読み込みを行うことができるようになりました

[Darkglass Suite Ver 4.6.0 / ADAM Ver 1.6]:
– 新しいエフェクトとして、シグナル・チェーンの最後段、EQの前段に配置されるコーラス・マシンを追加
– ディストーションの直前に配置されるグラフィックEQを新たに追加
– 今までは全体に対してしかかけられなかったノイズサプレッサーがプリセットごとに独立して設定可能になりました

免責事項

※ 製品の改良等により、予告なく仕様が変更となることがございます。予めご了承ください。
※ 正規輸入品以外は保証・修理の対象外となりますのでご注意ください。