歴史:1998 – Present(ウッドストック時代)

SPECTORの歴史:1998 – Present (ウッドストック期)
~「集中力と前進の勢い…The Bestはまだこれから」~

 

SPECTOR®の商標を取り戻し、スチュワートは自他ともに認めるSPECTOR®の代名詞となったNS-Bass™の製造に完全に集中することができるようになりました。

2000年中頃、音楽業界はまたしても大きな変革を迎えます。巨大アリーナ会場でコンサートが数多く行われる一方で、多くの有名バンドが、観客がより音楽を体感できるような小規模の会場を選んでライブを行うようになったのです。

若い世代のミュージシャン達が音楽の現場の最前線に立つようになり、それまでの業界の定石ともいえる「型にはまった快適さ」を拒否し始めました。こういった若手バンドと、それに続くバンドが徐々に時代のメインストリームとなり、ミュージシャン達は評論家の意向など全く意に介さず、ファンの反応のみを気にかけるようになりました。彼らにとって最も重要なのはサウンドであり、SPECTOR®はそのような「ヴィジョンを持った反抗者」たちに支持されるようになりました。

SPECTOR® NS-4™ 30K-BC

SPECTOR® NS-4™ 30K-BC
© Photo Courtesy of Todd Cooke 
ジョージア州の採石場で、ほぼ手つかずの状態で完全保存された有史以前のサイプレス(セイヨウヒノキ)材が見つかった時、スチュワートはその用途をすでに決めていました。この木材は、楽器の素材としては最古のものだと考えられています。
炭素量測定による年代特定法から、この木材は31,970年前のもので、倒木となってから570年前後、またその時点ですでに樹齢1,000年くらいになっていたと思われます。NS-4™ 30K BCの装飾は、インレイアーティストのラリー・ロビンソンがマストドンの牙の化石からマストドンの形を切り出し、手彫りで12フレット上にインレイを施してあるのみです。
EUROPE SERIES Euro4LX™
Godsmackのロビー・メリルは、高級部品と目を引く細部の作り、そして「SPECTOR®サウンド」として知られるユニークな音質の組み合わせに惹かれ、SPECTOR®を愛用しました。
複数本所有しているEUROPE SERIES Euro4LX™「レフティーモデル」の1本を手にし、オーディエンスに応えるロビー。

 

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若い世代のミュージシャン達は、SPECTOR® が自分達の求めるサウンドに最適だと考えました。
今では世界的なバンド、NICKELBACKのオリジナルメンバーでベーシストのマイク・クルーガーは、彼のベースサウンドの要となるようなオンリーワンのベースを当時探し求めていました。その気持ちに応えたSPECTOR®とのコラボレーションによって生まれたのがSPECTOR MK-5 Bass™です。このモデルの完成によってSPECTOR®サウンドはさらに新たな境地へと発展を遂げたのです。
 

PJルバルがセールスとアーティストリレーションを担うことで、スチュワートはNS-Bass™の改良に集中できるようになりました。アバロンインレイ、名高いSPECTOR®ロッキングブリッジに素早いサドル調節が可能なintonation screwsという新しい機能を加え、スチュワートが1980年代に作成したプロトタイプデを元に、新たにボルトオンタイプのNS-Bass™が生まれました。

チェコ製のEUROPE SERIES BASSES™の販売が開始され、また韓国製のPROFESSIONAL SERIES BASSES™のセールスが着実に伸びていく中でも、USA SERIES BASSES™の需要は期待を上回るものでした。PJのもとには、多くのアーティストからUSA SERIES™モデルを望む声が届いていましたが、受注生産のハンドメイドベースであるため、その付加価値は彼らの予想を上回るまでになっていました。そこでPJとスチュワートは話し合い、新たにUSA SERIES BASSES™の中にFORTE LINEを設けました。これは、余分な装飾を取り除き、かつ品質においては完全版のUSA MODELS™と同じく細心の注意をはらって作られたもので、SPECTOR®の最重要製品であるUSA SERIES BASSES™と同様のtonal qualityを誰もが手にすることの出来る価格帯に抑えたものです。

 

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「現行モデルの改良、改善を地道に行い、またそれと並行して、プレイヤーがサウンドをより一層追求していけるよう、自分達のデザイン、アイデアに限界を設けず、日々努力を続けています。

私達の到達点は、プレイヤーである皆さんに、私達の作った楽器を手にすることでかけがえのない経験をしていただくことです。制作側である私達もまた同様に、全員がプレイヤーでもあるのです。皆さんが私達の作品を手にしてくれることが、私達にとって最大の賛辞なのです。

皆さんが私達の楽器を手にしてくれたことへのリスペクトと、皆さんが最高のプレイヤーになる為の力になりたいという気持ちが、私達を興奮させ続け、新しい作品を生み出す原動力となっているのです。同モデルのニューカラーラインナップといったシンプルなものから、全く新しいモデルラインナップの発表まで、全てが皆さんに喜んでいただくことを念頭に取り組んでいることなのです。

どうぞお持ちのSPECTOR®ベース、またはギターを手にとってプレイして楽しんでください。もしまだお手元にない、という方は、ぜひこのサイトを隅々までご覧になってみてください。そして実際に手に取って試してみたいと思っていただけたなら、お近くのSpector®取扱いショップへお越しください。

無理に勧めたり、急かしたりはしません。一度私達のベースかギターを手に取っていただければ、楽器自身が皆さんに語りかけてくれることでしょう。」

~スチュワート・スペクター& PJルバル

「このベースには、私を楽器作りに駆り立てた全てが詰まっています。自信を持って皆さんにお勧めできるものです。」
~スチュワート・スペクター

最初のSPECTOR® Bass を作ってから34年、ハンドメイドのUSA SERIES™ Bassesから新たなラインナップとして加わったCODA™シリーズ。
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SPECTOR®という盤石の土壌から生まれる、新たなモデル、SPECTOR®エレキギターのARC6™、RX™等の現行モデル、と未来は無限に広がっています。

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The RX-GT™ Electric Guitar by Stuart Spector Design

The RX-GT™ Electric Guitar by Stuart Spector Design
代表的なREX Bass™からインスパイアされたこのギターは100%プレイヤビリティ重視のものです。
現在のSPECTOR ELECTRIC GUITAR™も私たちのBasses Line同様特別なものなのです。