キョーリツコーポレーション

当サイトの目的

弊社、株式会社キョーリツコーポレーション は卸売業を軸に様々な楽器を全国の主要楽器店を通じて販売しています。
弊社が取り扱っている楽器の中には音楽療法に適した商品が多数あり、そういった楽器のご紹介や音楽療法に関する情報を発信するため、当サイトを立ち上げました。
音楽療法に関わっている従事者の方々をはじめ、音楽療法に興味を持っている方々に向けて有益な情報を発信していきたいと思っております。

当サイトに掲載している内容については、日本音楽療法学会認定音楽療法士でありフルート奏者としてご活躍されている 大野綾音先生 にご監修いただいています。


音楽療法とは

音楽療法とは、音楽の持つ様々な力と人との関わりを用いて心身の健康の維持向上を支援するものです。心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題となる行動の変容を目的に行われます。具体的なキーワードとして、リハビリテーション、自己表現、コミュニケーション、発達支援、認知症・介護予防、痛みの緩和、メンタルケア、ストレスケア、リラクゼーションなどが挙げられ、子供から終末期を迎えた方まで幅広く行われています。

音楽を聴く受動的な活動や、歌唱・楽器活動・身体運動などを行う受動的な活動をメインに、対象者に合わせて様々なアプローチがあります。2020年に新型コロナウィルス感染症が大流行し、これが原因で多くの方がストレスにさらされました。また現代人の多くが労働環境や経済面等、様々な要因でストレスを感じることがあるかと思います。こうしたストレスの緩和を目的とした音楽療法が、昨今、特に注目されるようになりました。



音楽療法の効果

音楽療法向けリコーダー

音楽を聴いたり、歌ったり、楽器を演奏したり… 音楽に触れることでストレスが発散したという経験は、皆さんあるかと思います。

このように音楽がもたらす効果を対象者の問題に対してより具体的にアプローチすることで解決に結び付くことが、様々な現場で立証されています。心身の障がいにより言語での意思疎通が難しい方の場合、音楽を介してコミュニケーションがとりやすくなったという事例や、歌いながら楽器を演奏する等、2つ以上の動作を同時に行うことで認知症予防に効果があるといった事例がこれまでに多く報告されており、様々な福祉施設で音楽のプログラムが導入されています。また古くから、楽器を演奏することで得られる自己表現や自己肯定の発達を目的に、学校では音楽教育が導入されています。

音楽療法の効用に関する研究は、1999年に厚生労働省の補助金を活用して実施され、身体・心理両側面への治療的有用性の高いことが明らかになりました。(参考:音楽療法の臨床的意義とその効用に関する研究
また、現在も多くの機関で音楽療法の効果に関する研究が進められています。


音楽療法に適した楽器

上述の通り、音楽療法は対象者に合わせて様々なアプローチの方法があります。
そのため、音楽療法の対象者や目的に応じて、適した楽器を選択する必要があります。

» コチラのページ でそれぞれの目的に合わせた楽器をご紹介します。

更新情報・お知らせ

2023/09/01
第23回音楽療法学会学術大会にて一部楽器の展示販売 NEW
2023/09/01
音楽療法特設サイト公開